ジビエ料理
ジビエ料理
のびのび育つ野生の味は、
里山地域ならでは。
ジビエとは狩猟によって得られた天然の野生鳥獣の肉を使った料理のこと。高タンパク、低カロリーが特徴で、もともとは冬場の貴重な栄養源として、日本でも郷土料理に使われていました。郡上では、自然豊かな里山でのびのびと育った野生の鹿などの肉が、プロの猟師やシェフの知恵と技術によって、地元ならではのジビエ料理として味わえます。ちなみに、冬のイメージが強いジビエ料理ですが、実は鹿は発情期である夏の終わりから秋にかけてが最も脂がのっている時季。また、季節によって味わいの変化が感じられるだけでなく、同じ郡上で獲れた鹿でも、個体差や牡牝の違い、さらに育った山の環境によっても味や食感の違いが楽しめるところもジビエ料理の魅力です。
地元猟師たちの活躍
郡上の多くの飲食店でジビエ料理が身近に楽しめる背景には、地元の猟師たちの活躍があります。郡上は全国有数の狩猟が盛んな地域として知られており、狩猟免許を取得したばかりの若い世代から70代のベテランまで、幅広い世代の猟師が日々山に入り、野生の動物と向き合っています。最近では、ソーセージやペット用ジャーキーなどの加工品が開発されたり、狩猟やジビエに興味を持ってもらうために猟師によるトークや解体ワークショップなどのイベントが開催されたりもしています。
お話を伺った人
猪鹿庁代表 安田大介さん
ひとこと:「狩猟の世界では、郡上は日本の中でも別格と言われるほど豊かな環境が整っています。郡上の里山で育った100%天然のジビエの魅力をぜひ体感してください」