郡上大和の歴史と自然を肌で感じる
「篠脇城跡」へのハイキング
かつて、郡上を治めた領主の東氏(とうし)が、8代約230年間にわたって居城とした篠脇城。天文10年(1541年)に廃城となったこの山城跡へは、古今伝授の里フィールドミュージアムを起点に、繁茂する緑と足元の植物を楽しみながらつづら折りの道を歩くこと30分程でたどり着けます。標高570mの篠脇山の山頂には、篠脇城跡の碑が現れます。山頂までといっても、登山というほど身構えることはなく、急な坂道を登るくらいのため、城のファンが訪れるだけではなく、地元の園児たちの遠足やご年配の方のハイキングコースとしても親しまれています。山頂までの道のりには、堀や土塁など、要所に城の名残を見ることができます。東氏の時代に想いを馳せ、歴史と自然を肌で感じながら、往復約1時間のハイキングを楽しみましょう。