ひるがの高原分水嶺公園 気軽に訪れられる「分水嶺」
川の始まりとなる「分水嶺」、その多くは険しい山の頂上近辺や人が入りにくい場所にありますが、「ひるがの高原分水嶺公園」は国道156号線沿いにあり、車で簡単に行くことができる全国的にも大変珍しい場所。この公園の分水嶺は、完全に水が分かれることから「完全分水嶺」に分類され、大日ヶ岳から流れ出た水が南北に分かれていく「水分かれ(みわかれ)」の様子を見ることができます。南は長良川となって太平洋へ、北は庄川となって日本海へ注ぐその原点を気軽に見られるスポットとして、毎年多くの来訪者を集めています。
夏はひんやり心地よく、
秋には紅葉が見事
「ひるがの高原分水嶺公園」は約875mの標高に位置し、真夏でも風が心地よく感じられるのも大きな魅力。辺りはシラカバが林立する閑静な湿原地でもあり、春にはカタクリやミズバショウ、梅雨時はササユリなどの花が咲き揃います。地域住民の方々の手によって美しく整備された公園は、夏には水面に映る緑が目に涼を運び、秋の紅葉も見事です。ぜひ散策にお出かけください。
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