山登り・トレッキングの
心得と準備
山の天候は変化しやすく、同じ山でもコースや季節によっても難易度が変わります。自分の体力に合わせてルートを選び、万全な準備と注意をしながら、安全に山登りやトレッキングを楽しみましょう。
服装・装備
・夏でも登山中は天候や標高などで寒くなることがありますので、虫対策のためにも長袖のシャツやジャケットなど、重ね着できる上着を用意しましょう。パンツも動きやすいロングパンツが最適です。
・登山道は足場が悪いこともあります。専用の靴や厚手の靴下を履くと、足への衝撃をやわらげて疲れにくくなり、ケガも防げます。
・夏は日よけに、冬は防寒にもなるので、帽子は必須です。
天候・地図の確認
・事前に山の天候を調べておきましょう。山頂がいくつかの県にまたがる山の場合は、他県の天候も確認しておくと安心です。
・登山の基本は等高線が書かれた地図が読めること。登る山の地図を見て、スタートから頂上、ゴールまでのルートを確認しておきましょう。
・GPSで現在の位置を表示するナビなどは便利ですが、山の中は電波が届かない場合もあるため、それだけに頼り過ぎないことも大切です。
水分補給・トイレ
・登山には、最低でも1〜1.5リットルの水は持っていくようにしましょう。こまめに休憩を取りながら、汗をかいた分だけ、少しずつ水分補給をすることがポイントです。
・大日ヶ岳、鷲ヶ岳、銚子ヶ峰は、登山口から山頂までトイレがありません。登山の前にトイレを済ませておくようにしましょう。