パワースポット巡り
「白山信仰の息づかいを感じて — 石徹白」
「白山信仰の息づかいを感じて — 石徹白」
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参詣者を見守り続けた、樹齢1,800年の石徹白大杉
14時。石徹白最奥地にある石徹白大杉へ。神社から6kmの林道を走行し、14時30分に駐車場に到着しました。
標識に掲げられていたのは「白山登山道」という文字。いよいよ山頂にチャレンジする地点にきたのかと気持ちが引き締まります。阿弥陀ヶ滝への道とは違い、傾斜のきつい階段が15分ほど続きました。
小鳥たちのさえずりを耳にしながら一歩一歩踏みしめていくと、空が少しひらけてきました。待望の石徹白大杉が目の前に!
樹齢1,800年ということは、白山開山の時点ですでに500年以上の木。泰澄も見送った木なのかと思うと、果てしなく昔に思えた1,300年という月日の長さが短く感じられるような、不思議な気持ちです。
石徹白大杉の裏の小道にこんこんと湧く「熊清水」で喉を潤し、長くも充実した1日を締めくくりました。
今日の道のりは、「美濃禅定道」のごく一部。まずはこのコースを参考にしていただき、白山信仰の息遣いを感じていただけたら幸いです。史跡や文化財をめぐる他にも、各地の神社で行われるお祭りに参加することで白山信仰の真髄に触れられるのではないかと思います。
この記事を書いた人
TABITABI郡上 編集部
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