Good morning!郡上大和の朝市がすごい
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紅葉も間近に迫る10月末、郡上市・大和にある道の駅に隣接する「郡上旬彩館やまとの朝市」へ行ってきました。旅の一番の目的は、郡上産の新鮮な野菜!郡上ならではの食材や旬の野菜がてんこ盛りの店内に、テンションが上がる朝市でした。
新鮮な地元野菜や郷土の味が楽しめる
「郡上旬彩館 やまとの朝市」
「郡上旬彩館 やまとの朝市」の場所は、「道の駅 古今伝授の里 やまと」の西隣にあります。私たちが到着したのは朝8時15分、平日のオープン前にもかかわらず、すでに何名かのお客さんが並んでいて人気ぶりが伺えます。少し紅葉のはじまった山並みを眺めながら待っている間にも、野菜を持った農家さんが次々と納品に訪れます。
オープンの時間は朝8時30分。どんな野菜が並んでいるのかワクワクしながら、買い物かごを手に、いざ!店内へ。
まず目を惹くのは、入り口に並ぶ大きな梨。聞けば、梨は大和の特産品で、毎年お盆過ぎには幸水という人気の品種を求めて行列ができるそうです。売り場には新鮮な野菜が色とりどりに並び、アケビ、栗や柿など、山から届く秋の味覚も種類が豊富。
野菜は毎朝採れたてを農家さんが持ってくるので、品揃えは時期によって変わり、夏にはとうもろこし、春には山菜なども並ぶとのこと。季節ごとに何度も足を運びたくなりますね。
惣菜のコーナーには、秋らしい栗ご飯の隣に、岐阜県の郷土料理「へぼ飯」も並んでいます。「へぼ」というのは蜂の子のこと。地元の食文化を覗くことができる朝市はちょっとした社会見学のようです。
店長一番のおすすめは、郡上産のコシヒカリ「やまと米」。他にも、大豆、郡上の蜂蜜、つきたての柔らかいお餅、化粧石鹸や米糀甘酒とハーブの発酵飲料など、そのほとんどが郡上市内産とのことで品揃えへのこだわりを感じます。
さつま芋のつるや、ズイキ(里芋の茎)など料理したことのない食材も、お店の方に聞けば地元ならではの調理法を教えてくれたり、レジの横には手書きのレシピカードも充実していて見ているだけでも楽しくなります。
午後には売り切れるものも多いそうなので、早起きして訪れるのがおすすめです。あれもこれも食べてみたくなり、ぐるぐると店内を巡るうち、あっという間に買い物かごが一杯になっていました。
配送サービスもあるようなので、遠方まで持ち帰るのが大変という場合も安心です。
ドライブで疲れた足を癒す「足湯」でリラックス
「郡上旬彩館 やまとの朝市」に来たら、ぜひ立ち寄りたいのが隣接する「道の駅 古今伝授の里 やまと」の足湯です。足湯のコーナーは屋外にあることが多いですが、こちらはコンクリートの建物内にあるので雨や雪の日でも楽しめます。
「足湯」と書かれた暖簾をくぐると、落ち着いた空間が広がって、温泉の良い香り。天然温泉を引いているという源泉掛け流しの足湯は、なんと無料で楽しむことができます。
泉質はナトリウム泉。神経痛、筋肉痛、慢性消化器病等に効能がある温泉ということで、ドライブで疲れた足を癒してくれそう。温かいお湯にほっと一息。10分ほどすると体がぽかぽかして、肌がすべすべになりました。
足湯用のタオルは、売店でも販売しているようですが、こちらへ立ち寄る際はぜひ、タオルを持参する事をおすすめします(写真のタオルは持参したものです)。その他にも、道の駅古今伝授の里やまとには「やまと温泉やすらぎ館」という温泉施設もあり、時間のある方はゆっくりと温泉で全身リラックスするのも良いですね。
「郡上旬彩館やまとの朝市」は、「新鮮な食材が購入できて、食べたことのない新しい味にも出会える!地元のお母さんとのコミュニケーションも楽しい朝市でした。隣接する「道の駅 古今伝授の里 やまと」にも温泉や売店など見所が満載。是非もう一度、別の季節にも訪れたいスポットです。
この記事を書いた人
TABITABI郡上 編集部
TABITABI郡上は「度々、何度も訪れたい街、郡上」をキャッチコピーに、郡上市の観光情報や魅力を伝えるメディアです。たくさんある郡上の魅力に触れながら、季節ごと、エリアごとに楽しむことができる旅の提案、郡上市の新しい魅力に触れられる情報を提供し続けていきます。