長良川鉄道で行く 紅葉の郡上八幡ゆったりお散歩コース 長良川鉄道で紅葉の郡上八幡へ ゆったり城下町を巡る
長良川鉄道に乗って、秋の郡上八幡への旅を楽しみませんか?列車の車窓から見える美しい長良川と、紅葉を見ながら、郡上八幡へ。郡上八幡紅葉の名所「郡上八幡城」「慈恩禅寺 荎草園」「大乗寺」を散策し、城下町の町歩きをお楽しみください。
長良川鉄道「美濃太田駅」8:12発
長良川鉄道、紅葉列車旅。
いざ郡上八幡へ。
昭和61年、旧国鉄越美南線から、第三セクター長良川鉄道として設立。
1両のディーゼル車が長良川沿いを北上。12のトンネル、12の橋を通り、里山の中を駆け抜ける光景にファンが多いローカル列車。今回は、美濃太田駅~郡上八幡駅間の46.9㎞、約1時間半弱の紅葉列車の旅をお楽しみください。
【美濃太田駅までの時刻表】
~岐阜方面から~
・名古屋駅 6:44発 (東海道線・新快速大垣行き) 全日同じ
・岐阜駅 7:05着/7:11発(高山線・多治見行き) 平日
/7:15発 (高山線・下呂行き) 土日祝
・美濃太田駅 7:56着 全日同じ
~多治見方面から~
・名古屋駅 6:23発(中央本線・多治見行き) 全日同じ
・多治見駅 7:07着/7:15発(太多線・岐阜行き) 全日同じ
・美濃太田駅 7 :55着 全日同じ
※美濃太田駅~郡上八幡駅乗車運賃 片道 大人1380円
※1日フリー切符 大人2700円 1日乗り放題(美濃太田駅で販売)
美濃太田駅 長良川鉄道
長良川鉄道車内
美濃太田駅 長良川鉄道のりば
長良川鉄道「郡上八幡駅」
9:34着
国の有形文化財に指定、レトロ感あふれる郡上八幡駅
長良川鉄道の観光主要駅。ホームと跨線橋が、国の有形文化財に指定されており、2017年にリニューアル、1929年当時の姿に復元。レトロな外観が人気。
観光案内所、駅舎カフェ、レンタサイクルなどの施設があり。観光開始前に、駅舎内に用意されている郡上八幡観光マップをまず入手。郡上八幡の観光は徒歩圏内です。まずは郡上八幡城を目指して、歩きましょう!
おすすめルートは郡上八幡駅から郡上大橋へ。吉田川沿いに下り、吉田川親水遊歩道を歩き、宮ヶ瀬橋をくぐって右手にある階段を上がり、郡上八幡城下町プラザを経由し、20分程歩き小高い山の上にあるお城に入場します。
※レンタサイクル、タクシーご利用の場合は、観光案内所へお尋ねください。
昭和レトロな駅舎。1929年当時を再現リニューアル。郡上八幡を代表する写真スポットです。
郡上大橋を下り吉田川親水遊歩道入口へ
宮ヶ瀬橋くぐった先、右手に階段があり。上がって城下町プラザ経由お城へ。
郡上八幡城
紅葉見頃: 11月上旬~中旬
「天守炎上」と称される紅葉の郡上八幡城
戦国時代末期に遠藤盛数が基を築いたのが始まり。廃藩置県により取り壊しとなるが、1933年に再建。日本で最古の木造建築。山の上にたち、街のシンボルになっています。
続名城100選、天空の城に呼ばれる郡上八幡城は、春夏秋冬美しいですが、名高い紅葉スポットとして人気。「天守炎上」と称され、山のもみじが紅葉すると、白亜の城がまるで燃えているかのような景色に。
お城までは急な坂道ですが、もみじの紅葉のトンネルを見ながらゆっくり上がれば、景色を存分に楽しめます。
天守閣の窓から見る城下町の景色ともみじは絶景!まるで絵画のよう。もみじ以外の木が少ない為、赤い紅葉がメイン。とても美しい光景です。
大乗寺
紅葉見頃:11月上旬~中旬
鐘楼門、境内を囲む紅葉と苔の調和が美しい
1603年(慶長8年)に、郡上八幡城主遠藤慶隆によって建立。郡上唯一の日蓮宗の寺。どっしりとした印象の鐘楼門は、1804年(享保4年)のもので、数々の戦火を免れた貴重な建造物であり、市の重要文化財に指定されている。
こじんまりしたお寺ですが、鐘楼門を色とりどりの紅葉が囲み、境内に入ると、燃えているように真っ赤なもみじがお出迎え。緑の苔との調和が見事な景観です。
静寂な空気の中、荘厳な雰囲気を包み込むように錦織りなす紅葉をゆっくりとご覧ください。
天野屋
地元で人気。郡上の美味しい水で作る手打ちうどん屋。
宗祇水の近くにあり立ち寄りやすい、地元でも観光客にも人気の「天野屋」。昼間はうどん屋、夜は地酒飲み比べができる居酒屋に。豊富なメニューとコストパフォーマンスが好評。中でもおすすめは、四国から取り寄せた粉を、郡上の美味しい水で作った「手打ちうどん」。コシのある麺は喉ごし抜群!一緒におすすめなのが「天ぷら」。ボリューム満点!郡上の美味しい水で作った「自家製豆腐」、こくがあるのにスッキリとした味わいで、これも人気。うどん以外のメニューも充実しており、ファミリーで利用しやすいお店です。
宗祇水
水の町郡上八幡のシンボル「日本名水百選第1号」宗祇水
小駄良川と吉田川の合流地点付近にある、環境省より「日本名水百選」の第1号に選定された名水。室町時代の連歌師 飯尾宗祇(そうぎ)が、この湧水のそばに庵を建て、水を愛飲していた事から、宗祇水と名付けられました。郡上八幡の山地は鍾乳洞が点在、天然の濾過フィルターになっており、ミネラル含有量が豊富です。古来より郡上八幡の住人の生活用水として、飲料水、米や野菜を洗う水など色んな用途で使われています。
いがわこみち
住人たちの水場、路地裏の水路が美しい
郡上八幡旧庁舎記念館のすぐ裏手にある、島谷用水路沿いの散策道を「いがわこみち」と呼んでいます。きれいな湧水に、色とりどりの鯉や川魚が泳ぎ、まるで一緒にお散歩してるようです。こちらの散策道には「カワド」「洗い場」「水屋」と呼ばれる、3つの水場があり、洗濯をしたり、夏にはスイカを冷やしたり、生活に欠かせないものです。民家に囲まれるようにひっそりとしたいがわのこみちは全長110m。用水の周りの植物、鯉、小道の光景に風情を感じます。水の町郡上八幡を代表するフォトスポットとして多くの方が訪れる人気の場所です。
慈恩禅寺 荎草園(てっそうえん)
紅葉見頃:11月上旬~中旬
静寂の中、時を忘れ、錦秋の庭園を贅沢に味わう
慶長11年(1606年)に郡上八幡城主、遠藤慶隆が建立した臨済宗妙心寺派の禅寺。室町様式の庭園「荎草園」は、江戸時代に初代半山禅師により造られました。書院広間から見る庭園の景色に、春夏秋冬それぞれに違った美しさがあります。 郡上の秋の紅葉の名所として人気、必見の映えスポットです。雄大な岩山を背景にし、池の中央に弁財天が祀られ、苔むす緑の絨毯に映える多数の深紅のもみじが彩りを添え、流れ落ちる滝の流音、耳をすませば、琴のような水琴窟の清らかな音色が聞こえてきます。静寂な空気の中、風情ある景色を五感で味わってみて下さい。
さんぷる工房 本店
郡上は食品サンプル生産量日本一
郡上八幡は食品サンプルの製造が盛んで生産量は日本一。約80年前に郡上八幡出身の岩崎瀧三氏が、ロウソクを溶かす手法で食品サンプル作りを始め、いまや郡上八幡の重要な地場産業です。
郡上八幡には、サンプル作りを体験できる施設がいくつかあります。宮ヶ瀬橋近くの「さんぷる工房」では、予約なしでも食品サンプル作り体験ができます。所要時間30分程で、カップケーキや天ぷらなど季節ごとで様々。観光の途中で気軽に立ち寄れお子様とも一緒に楽しめます。売店には、色々な食品サンプルが売られており見るのも楽しいです。郡上のお土産にいかがでしょうか?
宮ヶ瀬橋近く。木の板の看板が目印。
タルト作り体験。※季節により体験内容は変わります。
まるで本物!食品サンプルです。
やなか水のこみち・団子茶屋 郡上八幡
フォトスポットやなかこみち経由、団子茶屋で休憩タイム♪
【やなかこみち】
新橋通りを歩いていると、柳の木が現れる所がやなかこみちです。約8万個の玉砂利は吉田川や長良川から持って来たもの。水の町郡上の用水路として、水飲み場、洗い場として活用されています。キレイな水路、柳の木、玉砂利が風情ある景色。映えるフォトスポットの一つです。夜や、雨の日も美しい景色を見ることができます。
やなか水のこみち の情報を見る
【団子茶屋 郡上八幡】
新町通り沿いを歩いてると、香ばしいの匂いの元に団子茶屋があります。昭和の時代から親しまれた郡上八幡の五つ玉みたらし団子。郡上産のお米をひとつずつ丁寧に丸め、地たまりを使った甘辛い特製のタレにつけて、注文を受けてから1本ずつ香ばしく焼き上げています。焼きたて皮はパリッと香ばしく、甘辛いタレがトロッと絡み絶品!町屋風の内装が心地よく、休憩にオススメです。テイクアウトも可。
団子茶屋 郡上八幡 の情報を見る
風情のあるやなかこみち
団子茶屋 郡上八幡の店構え。
団子とドリンクがついたセットメニュー。店内は居心地が良い。
長良川鉄道「郡上八幡駅」16:02発
夕暮れを眺めながら、帰路に。
違う季節、色んな風景を楽しみにまたいらしてください。
夕暮れの景色を眺めながら帰路に。春は桜、夏は緑、冬は雪景色、違う季節にも、きれいな景色が楽しめます。またの郡上へのご来訪心よりお待ち申し上げます。
【美濃太田駅からの時刻表】
~岐阜経由名古屋行き~
・美濃太田駅 17:25着/17:36発(高山線・岐阜行き) 全日同じ
↓
・岐阜駅 18:07着/18:12発(東海道線・新快速豊橋行き) 平日
/18:13発(東海道線・岡崎行き) 土日祝
↓
・名古屋駅 18:35着 平日
18:40着 土日祝
~多治見経由名古屋行き~
・美濃太田駅 17:25着/17:32発(太多線・多治見行き)全日同じ
↓
・多治見駅 18:04着/18:17発(中央本線・快速名古屋駅行き) 全日同じ
↓
・名古屋駅 18:57着 全日同じ
洲原駅~湯の洞温泉口駅間
八坂駅~木尾駅間
美並苅安~福野駅間
モデルコースの
リクエスト
郡上の楽しみ方をもっと知りたい方は、モデルコースの作成をTABITABI郡上編集部にご依頼ください。「史跡を巡るモデルコースを知りたい」「秋に巡るモデルコースを知りたい」など、リクエストにお応えし、今後のモデルコースのラインナップに加えていきます。
※編集会議にて企画しますので、全てが掲載されるわけではありません。 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。