古き良き城下町「郡上八幡」を満喫するちょっと贅沢なおとな旅 郡上八幡の人気スポットを巡り 地元グルメを堪能!
心地よい春の風を感じながら、城下町を巡るコースです。郡上八幡の人気スポットを散策し、道中で絶品グルメを堪能。のんびりと郡上を楽しめる大人の方向けのコースです。
郡上八幡城
日本最古の木造再建城
美しい山城から城下町を眺める
郡上八幡エリアのシンボル「郡上八幡城」は別称「積翠城(せきすいじょう)」とも呼ばれる、美しい山城です。明治4年(1871年)の廃藩置県とともに廃城となった城は、翌年から石垣を残してすべて取り壊され、現在の城は、昭和8年(1933年)に当時の大垣城を参考に再建されたもの。木造4層5階建の天守は郡上市重要文化財に、また、一帯の石垣すべてが県史跡に指定されています。天守から眺める絶景、「魚」の形をした城下町も必見です。
緑の木々と白い外観のコントラストが美しい「郡上八幡城」は八幡エリアのシンボル。戦国時代の面影を感じる「野面積み」の石垣や、城下町の眺望など、山城ならではの見所もたくさん。
来城の記念に美濃和紙を使ったオリジナルの「御城印」を。
天守から眺める城下町は絶景です。
郡上八幡博覧館
立ち寄れば郡上八幡の散策がもっと楽しくなる郡上おどり実演の博覧館
「郡上八幡博覧館」は、大正9年に建てられた旧税務署を、当時の外観はそのままに利用したミュージアムです。郡上八幡の「水とおどりの城下町」というキャッチフレーズにそって、郡上八幡の魅力を「水」「歴史」「技」「郡上おどり」のテーマ別にわかりやすく紹介・展示しており、こちらに立ち寄れば郡上八幡の散策をさらに深く楽しむことができるでしょう。また、季節を問わず、1日4回開催される「郡上おどり実演」では、浴衣姿のスタッフが全10種のおどりの内容や裏話などを紹介し、実際に踊る姿を見たり、一緒に振り付けを習ったりすることができます。
大正時代に建造された旧税務署の建物を利用した外観はレトロで魅力的。
施設内では郡上おどりの講習を開催しており、地域の伝統文化を体験することができます。
県重要無形文化財の「郡上本染」、釣道具「郡上びく」などの伝統工芸品が展示されています。
古い町並み
(職人町、鍛冶屋町)
江戸時代の面影を残す古き良き町並みに地元の人々の暮らしを感じる
「職人町・鍛冶屋町」は国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けた歴史的風致地域です。その名の通り、江戸時代に鍛冶屋や医者、大工といった様々な職人が住んでいた庶民の町。間口が狭く、奥に長い造りが特徴の家屋が並び、隣家との境には火事の延焼を防ぐ役割の「袖壁」があります。古い町並みのある北町は、これまで二度の大火にみまわれ、非常に高い防火意識のある地域。道の脇に水路が流れ、家々の軒先に「防火バケツ」が並んでいるのもかつての名残です。
蕎麦処 俄
(昼食)
郡上産 蕎麦粉を使った本格そばを堪能
昼食にはぜひとも蕎麦を。
「俄」は郡上八幡市街地の中心部にあり、吉田川を眺めながら、ゆっくりとお食事をお楽しみいただけます。ここで提供される蕎麦は、全て地元郡上産の蕎麦粉を使用。地元の酒蔵で用いられている仕込み水を使って、二八蕎麦として仕上げます。ほどよいコシがありのどごしは良く、鰹節の風味がしっかりと立ったつゆとの相性は抜群。
落ち着いた雰囲気の店内で豊かな郡上の自然が生み出した、絶品グルメを是非ご賞味ください。
慈恩禅寺(荎草園)
厳かにたたずむ禅寺で
時を忘れ、美しい名園を贅沢に味わう
慈恩禅寺は、1606年、八幡城主・遠藤盛隆が開いた臨済宗妙心寺派の禅寺です。伽藍奥にある池泉鑑賞式庭園「荎草園」はどの季節に行っても日本人のもつ「和」の心を感じることができます。岩山から流れる滝と背景を逆さに映し出す池が、しっとりとした空間を作り出し、いつまでも眺めていたくなる場所です。
滝の流れる美しい庭の一角には水琴窟(すいきんくつ)や枯山水庭園の中庭もあり、見応えがあります。
境内へ入ると奥に見えるのが本堂。御本尊は釈迦如来。
書院からのパノラマは一枚の絵画のようで息を呑む美しさ。
いがわのこみち
地元の人々の暮らしに根差す用水路。水路沿いのこみちでは風情ある散策を楽しめる
「いがわこみち」は、郡上八幡旧庁舎記念館の横から続く幅1メートル、長さ120mの用水路で、色とりどりの鯉や川魚が泳ぐ美しい風景を楽しむことができます。民家の裏手を流れる水路には、野菜を冷やしておいたり、洗濯をする場所として使っていた水場が今もあり、昔ながらの暮らしの風景を想わせます。水路を泳ぐ鯉や川魚にエサをあげることもでき、勢いよく食べるさまはあげているこっちが気持ちよくなるほどです。
古き良き日本の暮らしを感じる、風情ある散策路。
こみちの途中には、洗濯や野菜を冷やしておくための水場があります。水と密接に紐づいた人々の暮らしを感じることのできるスポットです。
水路には大きな鯉がたくさん泳いでおり餌をあげることが出来ます。
お抹茶処 宗祇庵
名水100選に選ばれた宗祇水隣の古民家カフェで一休み
名水百選の第一号に選ばれた、宗祇水のほとりにある宗祇庵。古民家のどこか懐かしい雰囲気と、お茶の香りが迎えてくれる和カフェです。季節によって見た目と味が変化する「宗祇庵パフェ」は、四季折々の味わいをお楽しみいただけます。縁側からは宗祇水から流れ出る川を望むことができ、訪れる人の心を癒します。贅沢スイーツと癒しの空間で素敵な時間をお過ごしください。
夏の風物詩、郡上おどりの「かわさき」のポーズをかたどったパフェは人気メニューです。
店舗の横を流れる川の音をききながらゆっくりと過ごすことが出来ます。
階段を上がった先には素敵な暖簾の入口が出迎えてくれます。
紙刃楽
町家作りの店内でオリジナルハーバリウム製作
本来ハーバリウムは植物を瓶の中に閉じ込めて作りますが、紙刃楽では、色とりどりの和紙を瓶に閉じ込めて作ります。完成したハーバリウムに光が当たると、 その反射や透過によって美しく輝き、部屋を華やかに彩ります。初めての方でもサポートをしてくれるスタッフがいるので、男女や世代を問わずに楽しむことができます。 自身で作った自分だけの作品を旅の思い出にぜひお持ち帰りください。
光の当たり方によって、輝き方が変わるハーバリウム。思い出の一品がお部屋を彩ます。
酒蔵の建物を改修して作られた店内は、明るく落ち着いた雰囲気となっています。
たくさんのアイテムの中から、気に入った物を選びあなただけのオリジナルを作る。時間を忘れるほどの体験となります。
郡上八幡旧庁舎記念館
レトロな建物が素敵な総合観光案内所でお土産を購入!
郡上八幡旧庁舎記念館は旧八幡町役場をリニューアルした郡上八幡の総合観光案内所となっており、国の登録文化財の指定を受けています。施設内のお土産コーナーには、明方ハムや郷土の銘菓、郡上おどりや伝統工芸にまつわる品など、郡上ならではのお土産を取り揃えています。お好みの商品を手に取り、ゆっくりとお買い物をお楽しみください。
お土産コーナーには郡上の特産品が多く並びます。ゆっくりとお買い物をお楽しみください。
観光案内カウンターには郡上八幡のことを知り尽くした案内人が駐在しています。すてきな情報を教えてくれるかもしれません。
旧八幡町役場をリニューアルした観光案内所はレトロな建物がフォトジェニック。
美濃錦
郡上ならではのこだわりを持つ、うなぎ料理の店
旅の締めくくりは、城下の老舗 吉田屋美濃錦で贅沢な夕食を。ここでは、名水仕立てのうなぎと鮎を食べることができます。店内には井戸があり、そこから汲み上げた湧水にうなぎを放ち、餌止めをします。うろこを持たず、水の影響を受けやすいうなぎだからこそ、郡上の冷たくきれいな水によって、その良さが最高に引き立ちます。日本の風土が育んだものが日本人にとっては一番やさしく、美味しいものではないか。という店主のこだわりのもと、国産食材を使った一流の料理をお楽しみください。
こだわり抜かれた食材と職人の技術が詰まった鰻は絶品です。
落ち着いた雰囲気の店内で自慢の鮎料理や鰻料理を楽しめます。
ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版において、郡上市で唯一掲載されているお店です。
モデルコースの
リクエスト
郡上の楽しみ方をもっと知りたい方は、モデルコースの作成をTABITABI郡上編集部にご依頼ください。「史跡を巡るモデルコースを知りたい」「秋に巡るモデルコースを知りたい」など、リクエストにお応えし、今後のモデルコースのラインナップに加えていきます。
※編集会議にて企画しますので、全てが掲載されるわけではありません。 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。