gn365

山川街雪、365日いつでもどこでもアウトドア
GO NATURE 365

郡上の“外あそび"をもっと深く

霊峰「白山」の麓に連なる深き山々。
そこから湧き出る水を源とし、山々を縫うようにとうとうと流れる長良川。
そして、日本三大盆踊りのひとつ「郡上おどり」をこよなく愛する郡上八幡をはじめとする、それぞれの地域性が感じられる街。
郡上のアクティビティは「自然に感謝し、山や川を大切にする」という白山信仰の考えをベースに、山川街雪というフィールドで展開される。

緑濃きシーズンはキャンプ、釣り、トレッキング、ラフティング、シャワークライミング、サイクリング。
そして一面が白の世界になるシーズンはスキー、スノーボード、スノーシュートレッキングと、数え始めれば、きりがない。
アウトドア初心者からプロのアウトドア関係者まで、誰もが楽しみを見いだせる。

『GO NATURE 365』は365日、自分を開放する極上のフィールド・郡上をさらに深く伝えるためのメディアです。
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郡上の外あそびフィールド
GUJO NATURE AREA

Mountains

Mountains

〜山そのものが神〜

山イメージ 白山中居神社
岐阜、福井、石川、富山の4県にまたがる「白山」。その峰々から流れる水の一筋が長良川とつながる。

古来より、農耕や生活に不可欠な“命の水”をもたらし、信仰の山として崇められてきた。
富士山、立山とともに日本三霊山のひとつとして数えられ、日本全国に広がる白山信仰の総本山として1300年の歴史を誇る。
そんな白山への信仰登山(登拝)の拠点のひとつとなっていたのが、ここ郡上。
室町時代には「上り千人、下り千人、笠の端もふれ合う」と言われるほどの賑わいをみせた。
当時、なぜ爆発的に多くの人々に信仰されたのか?
その理由は、濃尾平野で暮らす人々にとって、自分たちの農作物をつくる川の水が、白山の白い雪の氷が溶けた水が届き、生かさせてもらっているという、日常があったから。水がなければ、農作物は育たない。自然に感謝し、山や川を大事にしてきた文化がある。

白山信仰は、山そのものが神。
室町時代に流行した登拝は、いわば、現代のトレッキングであったのかもしれない。郡上で暮らす人々の感覚では、アウトドアは日常の一部。常に自然と付き合う人々のなかで、もっと多くの人に楽しんでもらいたいと、少しずつ発展し、生まれてきた自然遊び。
そんな歴史・文化背景が、郡上では大切にされている。
Rivers

Rivers

〜清流 長良川〜

川イメージ 長良川ラフティング
高知県・四万十川、静岡県・柿田川と並び日本三大清流として全国に知られる、長良川。

郡上市の南北をつらぬくように流れ、岐阜県内の美濃市、関市、岐阜市を経て、伊勢湾に注ぎ込む。
その全長は166kmにも及び、流域にはおよそ86万人の人々が暮らしているといわれる。
その源が、ここ郡上市内の白山山系「大日ヶ岳」にある。

この地に生活する人々にとって、長良川は自分たちの川だという意識が強く、同時に下流域に住む人のために、決して汚してはいけないという想いがある。
日常の暮らしのなかにも川が大きく存在していて、川を基準に「上(かみ)へ行く」「下(しも)へ行く」という言葉を使い、どれだけ生活に根ざしているかが、うかがえる。

時代が移り変わっても、作物を育てる農家にとっては生命の泉であり、BBQのとき、デートのときなど、人が集まり、語らう場でもあり、関わりが濃い。国内でも少なくなった“生きている川”。写真だけでは伝わらない、人々の想いと体験がここに。
Towns

Towns

〜自然の中に日常が〜

街イメージ 冬の郡上八幡
郡上には、暮らしの中に自然があるわけではなく、自然の中に日常がある。

空の青と緑のコントラストが鮮やかな新緑。
黄金に揺れる麦畑。
夕暮れとカエルの合唱。
山が燃えるような赤やオレンジに染まる紅葉。
音までも包み込んでしまう白銀の世界。
それは中心市街地の郡上八幡にいても、暮らしのすぐそばにある風景。その様子は街を歩いたり、サイクリングをすると、垣間見える。昔ながらの景色を大切にするとともに、郡上では現代の進歩と関わりながら日常を重ねている。
鮎釣りのために全国から人が訪れる川のほとりに、最新のICT(Information and Communication Technology)技術が飛び交うコワーキングスペースがある。
神社の屋根に積もった雪を集落全体で雪下ろしする風習が残るその界隈には最新の設備を誇るスノーゲレンデもある。

古さと懐かしさと優しさと厳しさと新しさと行き交う人の多様さと。
それぞれが混じり合いながら紡がれる「あんばいええ」暮らしに触れながら、アウトドアを体験できる。
それが郡上という、街のフィールド。
Snow

Snow

〜奥美濃スノーエリア〜

雪イメージ 雪景色の大日ヶ岳
郡上の冬は、地域ごとに違う表情をみせる。

北部や東部に位置する地域ではときに雪が2m以上も積もり、厳しい自然環境と付き合ってきた歴史がある。
1933年(昭和8)に、郡上にはじめてスキー場ができたことをきっかけに、10か所以上ものゲレンデが誕生した。
1,000mを超える標高に、日本海側から吹きつける北風が降らせる雪。今では、その自然の恵みのおかげで、全国的にも有名なウィンターリゾートエリアとなった。
近年は、セントレア空港から約2時間というアクセスの良さで、アジア諸国からやってくるスキーやスノーボードを“滑らない”観光客などの受け入れも、整い始めている。

スノーリゾートだけではなく、街を観光したいという人向けには、城下町・郡上八幡があり、小粋で、地元感をどっぷりと感じられる飲食店も宿があり、眠りにつくことも。
その両方が体験できるのは、世界中のスノーリゾートを見渡しても、極めて珍しい。

歴史文化×スノーリゾート。
その新たな体験がここに。